サーバーPCの共有設定の基礎知識


サーバーPCの共有設定の基礎知識について

サーバーの基本的な設定が完了したら、次にクライアントPCがサーバーにアクセスすることができるように、フォルダの共有設定および、クライアントPC用のユーザー設定を行います。

フォルダの共有方法を設定する

WindowsXP professonalにおいては、Home Editionと異なりネットワークで共有フォルダを操作しやすい設定が前提となっています。しかし、デフォルトの状態はユーザーを制限しない共有フォルダの設定となっており、事務所単位におけるサーバー運用には向いていませんので、まずはその設定から変更します。

  1. コントロールパネル
  2. フォルダオプション
  3. 表示タブ内の「簡易ファイルの共有を使用する」のチェックを外す

 

コンピュータ名を設定する

ネットワークでフォルダを共有するに当たっては通常「コンピュータ名」を指定してアクセスすることになります。つまり、ネットワークにおいてサーバーPCのコンピュータ名を設定しなければなりません。できるだけ覚えやすいものが良いでしょう。

  1. コントロールパネル
  2. システム
  3. システムのプロパティ
  4. コンピュータ名→変更

 

共有フォルダの設定

ネットワークにおいてクライアントPCからのアクセスを受けるに当たっては、サーバー上にある特定のフォルダを「許可」する必要があります。なお、公開するフォルダは一つでもかまいませんし、ドライブごとでもかまいません。
通常は、アクセスする社員の職位や部門などにより分割するのが基本ですので、ここでは「管理職用」「営業職員用」「総務職員用」「一般社員」という4つのフォルダを作ることにしましょう。

 

グループの設定

WindowsXP Professionalでは、フォルダに対してアクセスするユーザーをグループ化する必要があります。
(1):Administrators
アドミニストレーター、いわゆる管理者でコンピュータ(この場合サーバー)に対する完全アクセス権を持ちます。

(2):Users
ユーザーです。設定やアプリケーションの実行、ファイルへの書き込み、閲覧など様々な制限をかけることができます。

(3):Everyone
誰でもアクセスできるということです。通常は使用しません。

 

共有フォルダのアクセスレベル

共有フォルダでは、ゆーざーの接続を制限する他、ユーザーごとにアクセスレベル設定を行うことが可能です。アクセスレベルは3つ存在し「読み取り」「変更」「フルコントロール」の3種類があります。読み取りは名前の通りファイルを開くことはできるが、変更を加えることはできない。変更はファイルを開き、それに対して変更を加えることはできるが削除はできない。フルコントロールは全ての作業を行えるということになります。

 

ユーザーアカウントについて

サーバーにおいては、社員ごとにユーザーアカウントを作成し、それぞれのユーザーに対して権限を割り振ります。ここでは、社員1名ごとにアカウントを作成するものとしますが、社員グループごとにアカウントを作成してもかまいません。(ただ、10名前後であれば一人一人のアカウントを作ったほうが良いのではないでしょうか?)

なお、サーバーでユーザーアカウントを作成する場合、AdministratorsかUsersかを決めなければなりませんが、通常サーバー管理者のみをAdministratorsに指定しておき、他の社員は全員Usersでよいと思います。

 

サーバー上でのユーザーアカウントを作成する

  1. コントロールパネルから新しいアカウントの作成を選択
  2. アカウント名の設定(英数字を強く推奨)
  3. アカウントの種類(サーバー管理者のみAdministratorsあとはUsers)

以上で、ユーザーアカウント作成は完了です。ですが、クライアントPCから共有フォルダに対してアクセスするにあたっては、パスワードの設定が必須です。

  1. コントロールパネルからユーザーアカウントを選択
  2. パスワードを作成をクリック
  3. パスワードを入力する(英数字)

 

サーバー内フォルダの共有設定を行う

共有フォルダは前述のとおり「管理職用」「営業職員用」「総務職員用」「一般社員」で作成するとしましょう。
構成としては以下のようになります。

データドライブ
  |-DATA
     |-KANRI
     |-EIGYO
     |-SOMU
     |-IPPAN

それでは、実際の共有設定に入ります。それぞれのフォルダを右クリックして「共有とセキュリティ」を選択します。フォルダ名のプロパティダイアログにおいてフォルダを共有するをチェック、共有名はそのままで結構です。
次にアクセス許可というボタンがあるはずですのでそれをクリックし、Everyoneの設定を削除します。そして、ユーザーの追加でユーザー名を入力し、OKをクリックします。ユーザーが追加されたら、そのフォルダにおいて当該ユーザーに許可する割当を決定します。(フルコントロールか許可にチェックを入れる)

この流れで、全社員のアカウントデータを書くフォルダごとに設定していきましょう。なお、読み取りすら許可をしないユーザーはフォルダに追加しないことで、そのフォルダへのアクセスを拒否できます(例えば、一般社員をKANRIフォルダにユーザー追加しないことでその一般社員はKANRIフォルダを開く事はできません)

 

サーバーのセキュリティ設定

上記までの流れで、サーバー上の設定はほとんど終わりましたが、仮に一般社員がサーバーPCから直接KANRIのフォルダを開いたらどうなるでしょうか?サーバーPCから直接であればKANRIフォルダの中身が見えてしまいます。
これを予防する方法としては、練っとくワーク管理者以外の人間はサーバーにログインさせない物理的な対策をとるようにしましょう。(設定によりアクセスを遮断することもできますが、この方法はネットワーク設定を熟知しておく必要がありますのでおすすめしません)

 

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